【NFT】Beeple(ビープル)とは?1作品75億円で取引された注目アーティスト

Beeple ビープル 画像 Crypto/NFT

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【NFT】Beeple(ビープル)とは?1作品75億円で取引された注目アーティスト

メタバースの普及やブロックチェーン技術の成長でさらに注目度が高まっているNFTアート市場。

そんな急成長するマーケットに2021年3月、デジタルアーティストであるBeeple氏がNFTアートとして競売に出したコラージュ作品「Everydays: the First 5000 Days」が6900万ドル(日本円で約75億)という値が付き、オンラインで取引されたアーティストのオークション価格史上最高額を記録し話題を呼びました。

「Everydays: the First 5000 Days」の作品のひとつである「OMNIPRESENT (31-Mar-20)」



この記事ではそんなNFTアート市場にはもちろん、オークション業界にも激震を走らせた話題性を持つBeeple氏について紹介します。

NFTとは:Non-Fungible Tokenの略語で日本語に訳すと「非代替性トークン」。わかりやすく言うと「コピーできない資産」で、コピー(複製)が生まれやすいデジタルアートとの相性が良い理由もこの特徴にあります。


Beeple(ビープル)とは

名前:Beeple(読み方:ビープル)
本名:MichaelJoseph Winkelmann(マイク・ヴィンケルマン)
誕生日・年齢:1981年6月20日
出身:アメリカ合衆国
職業:デジタルアーティスト、グラフィックデザイナー


Beeple渾身の一作「Everydays: the First 5000 Days」の魅力

2021年を皮切りに数多くのアーティストが参入し、NFTアートの認知度も高くなってきていますがBeepleの代表作「Everydays: the First 5000 Days」の価値(75億円)を超える作品は未だに存在していません。

なぜそれほど彼の作品は高額で取引されたのでしょうか。そのヒントは彼自身のアートキャリアにあります。

Beepleは2007年5月1日にニュージャージー州出身のアーティスト・Tom Judd(トム・ジャッド)に触発され、毎日作品を投稿するというプロジェクト「Everyday」を開始しました。



そのプロジェクトは作品名の通り5,000日以上続き、その期間に描かれた作品をコラージュしひとつのNFTアートとして作られたのがこの「Everydays: the First 5000 Days」です。

もちろん価値が生まれた要因として、急成長市場の中でも参入が早かったことも含まれると思いますが、上記で述べた5,000日以上にも及ぶプロジェクトがひとつの作品に集約されているというストーリーが背景にあるというのは高いパーセンテージを占めているのではないでしょうか。


この歴史的な取引がされた当時、Beepleは

アーティストたちはこの20年以上、ハードウエアとソフトウエアを駆使して作品を創り、インターネット上で配信してきたが、これを真に所有し収集する実際の方法はなかった。NFTによりこれが変わった

引用元:media.dglab.com

と語っています。

今後NFT市場の発展により彼の作品の持つ価値を超えるNFTアートが生まれる可能性は決して低くはありませんが、世界のアート史にその名を刻んだことは間違いありません。



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