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フィルムカメラで発生するの粒子(グレイン)とデジカメで発生するノイズの違い
近頃になって若者からも人気のあるフィルムカメラ。その魅力はなんと言っても柔らかでどこか懐かしさを感じさせる写りだと思います。僕もフィルムの写りがクセになり何年もフィルムカメラライフを送っています。
そんなフィルムカメラ好きな筆者が思った「フィルムの粒子(グレイン)とデジタルカメラのノイズって違いがあるのか」という些細な疑問について今回は紹介します。
疑問に思った経緯
フィルムカメラに憧れたのは先ほど記述した通りですが、それ以外にも「フィルムの粒子感」がたまらなく好みだったというのも大きな理由です。
このフィルム特有の粒子によってふわっとした柔らかい表現の写真が出来上がっているということは粒子に憧れてから知りました。
フィルムの粒子について調べているとISO高めのフィルムが粒子が大きくなり、写真に粒子感が増えるという事実を知りました。
その時に思ったのが
「デジタル一眼レフでもISO高くすれば粒子感出るんじゃね?」
でした。これが僕が今回のタイトルを疑問に思った経緯です。
フィルムは粒子、デジカメはピクセル

もちろん、夜の写真をデジカメで撮影すると高感度の問題で画質が悪くなるのは知っていました。
でもフィルムで撮った写真は昼間の写真でも粒子感がありますよね。なのでデジカメでもISO高めに設定して昼間で撮影してみようと思い撮影してみました。
が、、、
全然柔らかくない、、むしろザラザラしていてただ画質の悪い写真に出来上がってしまったのです。このザラザラ感の原因がデジカメで起こる高感度ノイズというもの。(他にもカラーノイズや輝度ノイズという種類のノイズもありますが今回は省略します)
どうして粒子と高感度ノイズではこうも違いが現れたのか、原因は写真の作られ方にありました。
フィルム写真は微粒子でできており、その粒子は円形。それに対してデジカメはセンサーを構成しているピクセルで構成されています。1800万ピクセルのカメラであれば、1800万個のピクセルで写真が構成され、そのピクセルの形は四角形。
写真を作り上げているものが円形か四角形かということだけで撮って出しの写真では雰囲気が全く異なったものになるのです。
粒子(グレイン)は概ねメリット、ノイズは欠陥
フィルムで発生する粒子(グレイン)は円形ということもあり、ふわっとした質感を表現してくれるので、フィルムカメラ好きからしては必要不可欠な要素とも言えます。
対してデジタルカメラで発生するノイズは四角形であるため、ザラついた画質の悪い写真になってしまい、使い物にならない失敗作となってしまうことがほとんど。
さらに言うと、粒子の発生にはばらつきがあるのに対し、デジカメで発生するノイズはセンサーに正しく並べられたピクセルが浮かび上がってくるため、アナログ感がなく面白みにも欠けますね。
フィルムの粒子を楽しみたいのであれば、ISO800やISO1600といった高感度フィルムを使用することをお勧めします。粒子のサイズも大きく、より雰囲気のある写真になります。
Kodak PORTRA800
ベーシックはKodak PORTRA800ですが、筆者は下のLomography Color Negative 800というフィルムも使用しています。
Lomography Color Negative 800

フィルムルックを楽しむよりフィルムを楽しもう
最近よく耳にする「フィルムルック」という言葉。女性インスタグラマーの写真を見ているとアプリを使ってフィルムの粒子を表現した加工をしている写真をよく見かけます。
そういうフォトジェニックな写真にこだわりがあり、加工や編集が好きな方にこそフィルムの粒子感含めフィルムの面白さを感じて欲しいと思いますね。
そういう方達は勢いがあって習得も早いと思うので試行錯誤していって完成度の高いフィルム写真を撮ることができるようになると思ったので最後にお話しさせていただきました。
それではこれからもフィルムカメラライフを楽しんでいきましょう!






