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RETO3Dという3D写真を作れるフィルムカメラとその使い方
フィルムカメラ生活を何年も続けているとたまに物足りなさを感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
僕の場合それを感じるのは一時的なもので少し時間が経てばまたフィルムカメラを恋しく感じるようになるのですが、、
その期間の間で少し変わったフィルムカメラに目移りしてしまったのです。
それが今回紹介するRETO3Dというフィルム3Dカメラ。フィルムカメラというレトロな規格でありながら斬新さを漂わす面白身たっぷりのカメラです。
この動画を見ていただくと分かると思うのですが、RETO3Dで作れる3D画像ってこんな感じ。
他にも有名な3D画像が作成可能なnishika n800という4眼カメラも存在しますが、現在ではRETO3Dよりも高価な上、何と言ってもサイズが大きい。。
RETO3Dはサイズも魅力
65mm × 133mm × 41mmという一般的なコンデジくらいのサイズ感です。


手に持つとこんなにもコンパクト。そして重量はなんと電池も含め190g前後。このサイズと重量に収まっているのでチープ感は否めませんがフラッシュも内蔵で持ち運び便利なトイカメラです。
ちなみに電池は単3電池一本必要になります。
RETO3Dでどういった写真が撮れるのか
まずは現像しデータ化した写真をご覧ください。


こちらがRETO3Dで撮影したフィルム写真をデータ化したものです。RETO3Dで撮影した写真は一枚に2枚の写真を写す「ハーフネガ」で撮影されます。いつものカメラとフォーマットが違うので現像できるか不安と思う方もいるかと思いますが、いつも通りカメラ屋さんへ行き「現像お願いします」の一言だけで問題ありません。
シャッターを切ると3つあるレンズで一瞬で3枚撮影するという撮影方法です。それをつなぎ合わせてGIF形式で3D画像を作成します。
ちなみに昼間はあまり問題ないですが、夜間は被写体までの距離にもよりますがフラッシュから一番遠いレンズで撮影した写真までフラッシュの明るさが少し届かない場合がありましたので頭に入れておくといいと思います。
3D画像になるように編集する
写真を撮っただけでは3D写真が出来上がるわけではありません。少し編集が必要なので編集方法を紹介していこうと思います。
・RETO3Dアプリで編集
RETO3Dには専用のアプリが存在します。以下の手順通りに作成すれば3D画像が出来上がります。

1.編集したい写真3枚を選択する。

2.指でフォーカスしたい場所を選択する。

3.他の2枚の写真も同じ場所にフォーカスを合わせる。

4.ORDER部分に決定した写真をドラックする。

4.お好みのスピードに変更する。

5.必要な部分だけ切り抜いてサイズを調整する。

6.お好みのフィルターを選択して完成。
アプリ内は英語表記なので注意が必要です。
Photoshopを使って作成することもできますが、手っ取り早い方法がアプリでの作成だと思います。
RETO3Dで撮影した3D画像の作例

これはハマってしまいそうな予感。フラッシュ撮影の方がエモい作品ができたイメージ。個人的には夜に撮ってみるのをお勧めします。