Stable Diffusionで手や指をくずれないように生成するプロンプトまとめ

Stable Diffusionで手や指をくずれないように生成するプロンプトまとめ Game

※当サイトは広告を含みます

【マウスコンピューター】最大50,000円OFFの第2弾オータムセール開催中!

セールモデルを見る


セール中のゲーミングデバイスをAmazonゲーミングStoreでチェック

AmazonゲーミングStore



スポンサーリンク

Stable Diffusionで手や指をくずれないように生成するプロンプトまとめ

Stable Diffusionを使って画像を生成していると、多くのユーザーが直面する問題が「手や指が崩れてしまう」というもの。これに悩んでいる方は多いと思います。

手や指の崩れは、画像生成AIの弱点の一つとして知られていますが、対策やプロンプトの工夫によって改善することが可能です。

この記事では、Stable Diffusionで手や指を崩さず綺麗に生成するための具体的な方法を紹介します。

手や指が崩れる原因とは?

Stable Diffusionなどの画像生成AIは、非常に複雑な形状や細部を正確に描くのが苦手です。特に「手や指」は人間にとっても難しいパーツであり、複雑な関節や指の位置が多くの変数を伴うため、生成AIでも正確に描けないことが多くあります。

手や指が崩れるシーンは、特にキャラクターのポーズが動的で複雑な場合によく起こります。画像全体は綺麗に見えても、手元を見ると指が不自然に多かったり、形が歪んでいたりすることがあります。これは学習しているイラスト自体に手の描写が少ないということで起こっているとも言われています。

Stable Diffusionで手や指を崩れないようにするための基本的な対策

対策1:ネガティブプロンプトの活用

ネガティブプロンプトの役割
ネガティブプロンプトは、生成したくない要素を指定するための重要な機能です。詳しくは後述しますが、一般的に手や指が崩れるのを防ぐためには、以下のようなネガティブプロンプトを活用すると効果的です。

  • 例: bad hands, extra fingers, missing fingers


対策2:手や指に特化したモデルの使用

おすすめモデル
手や指の描写が強いとされるモデルには、以下のものがあります。

MeinaMIX (Checkpoint)

美少女キャラクターの描写に強く、手や指の生成が安定していると評判のモデルです。


hand to own mouth (LoRA)

口元にピースサインをするポーズに特化した画像生成が可能です。


対策3:拡張機能「Depth map library and poser」を使用する

ControlNetとDepth map libraryの活用
手や指のポーズや形を精密にコントロールするには、ControlNetの拡張機能「Depth map library and poser」が有効です。


このツールを使用すると、特定のポーズや手の形状を強調して指示することが可能です。

  • メリット
    手や指の細かいポーズを正確に設定可能。
  • デメリット
    処理に時間がかかる場合があるため、効率を重視する場合には不向きなケースもあります。


対策4:Embeddingを使った手や指の修正

Embeddingはテキストや画像の特徴を数値ベクトルとして表現し、その情報をモデルに与えることで、特定の属性や質感を強化したり、改善したりする技術です。手や指の描写を改善するために以下のEmbeddingを使用します。

  • bad-hands-5
  • Negative Hand
  • EasyNegative


Embeddingを用いることで、細かい部分まで制御することが可能ですが、効果が十分に出ない場合もあるため、上記で紹介した他の対策と併用することをおすすめします。

手や指を崩れないように生成する追加のプロンプト

以下のプロンプトを使用することで綺麗な手を生成できるようになります。いくつか使用しながら生成してみましょう。

呪文(プロンプト)意味
detailed fingers指の細部
perfectly aligned fingers完璧に整列した指
well-proportioned handsバランスの良い手
smooth hand movement滑らかな手の動き
delicate hand gesture繊細な手のジェスチャー
elegant hand pose優雅な手のポーズ
slim fingers細い指
symmetrical hands対称的な手
realistic hand structure現実的な手の構造
flawless hand anatomy完璧な手の構造
natural hand position自然な手の位置
natural hand shadows自然な手の影
visible knucklesはっきりと見える関節
detailed palm詳細な手のひら
fine-tuned hand muscles精巧な手の筋肉
proper finger spacing正しい指の間隔
graceful finger movement優雅な指の動き
well-defined fingernailsくっきりとした爪
refined hand posture洗練された手の姿勢
polished hand appearance整った(磨かれた)手の外観


手や指を崩れないようにするためのネガティブプロンプト

以下のプロンプトをいくつか使用しながら生成してみましょう。

ネガティブプロンプト意味
deformed hands変形した手
merged fingersつながった指
disproportionate hands不釣り合いな手
deformed fingers変形した指
elongated fingers長すぎる指
too many hands多すぎる指
disproportionate hands不釣り合いな手
distorted hands歪んだ手
bent fingers unnaturally不自然に曲がった指
stubby fingers短く太い指
irregular knuckles不規則な関節
missing knuckles関節が欠けている
twisted hand shapeねじれた手の形
oversized hands大きすぎる手
blurry handsぼやけた手
unrealistic finger bends不自然な指の曲がり
extra-long nails長すぎる爪
uneven nail shapes不均一な爪の形
misshapen palm形の崩れた手のひら
unnatural hand texture不自然な手の質感


上記のプロンプトを複数使用していき、理想に近い画像生成をしてみてください。

指定しても綺麗な指が生成できない場合は、プロンプトの書き方を「(プロンプト:1〜2)」という書き方に変えてみましょう。この「1〜2」の数値は、このプロンプトの「重さ」を意味し、数値が2に近づくほどそのプロンプトが強調された画像が生成されます。

例えば、detailed fingersを使用してもう少し笑わせたい場合は「detailed fingers:1.3」など徐々に数字を「2」に近づけて行きましょう。


タイトルとURLをコピーしました